定年

2007年、1947〜1949年に生まれた団塊世代の人たちが定年を迎えます。団塊世代にあたる人の人数は約670万人といわれています。会社や社会全体に様々な影響を与えるとされていますが、この定年を迎える我々にも大きな変化が訪れようとしています。これから定年を迎える私達は、どのような変化を迎え、どのように準備をしていけば良いのでしょうか?

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定年とは?

定年とは、会社によって定められたある年齢になると、退職することをいいます。多くの企業では、60歳の誕生日または60歳を迎える年度を定年としています。自衛官やスポーツ選手など、体力を必要とする仕事では、60歳より若いうちに定年を迎えることが多くあります。また、ある年齢に達すると役職がつかなくなることを役職定年といいます。勤続年数も長く、実績もあることから普通の社員とは待遇が異なります。

定年退職のお祝い

定年退職は、長年会社に貢献してきたということで、働いてきた本人にとっても大きな節目となります。定年退職後も新しい生活に踏み出せるよう、会社や家族でお祝いをしましょう。定番は花束や時計ですが、どんなものが喜ばれるかというと、メッセージの入った寄せ書きや似顔絵、就職したときの年号が入っているものは感動しますね。また、受け取った本人からはお返しをする代わりに定年退職の挨拶状を送りましょう。

シニアとは?

シニアとは、年長者という意味があります。いつからということはありませんが、定年を迎えてからシニアという言葉を意識したり、気がついたらシニアになっていた、と感じる方もおられるのではないでしょうか。定年を迎え、第2の人生が始まる時、どのようにシニアライフを送るか、というのが課題になってきます。体力面・精神面の変化も考慮しながら生活設計を立ててみましょう。

定年後の生活は?

定年後の生活はどのように変化するのでしょうか?2007年に定年を迎える人達は、のんびり過ごしたいという人と、働くことが生きがいなので、正社員あるいはパートとしてもっと働きたいという人に分かれるようです。家にいる奥さんにとっても、今まで外で働いていた旦那さんが家にいるようになって、生活が変わることに不安がある人も少なくありません。働くことに集中して、近所づきあいをして来なかった我々にとっても趣味を見つけたり仲間を見つけなければ、新しい人生は寂しいものになってしまうでしょう。どちらにせよ、健康で生き生きと暮らしたい、というのが定年を迎える我々の願いです。

定年延長制度とは?

団塊世代の人方が定年を迎えることによって、従業員の数が減り、戦力が激減、退職金の準備といった問題「2007年問題」があります。現在、一般企業では60歳を定年としていますが、65歳まで定年の延長が義務付けられました。いきなり65歳まで延長というのではなく、段階的に延長し、平成25年には65歳まで雇用期間が延びるようになります。これは、公的年金の支給が段階的に引き上げられることによるものですが「2007年問題」の対応策にもなりそうです。また、定年という制度が廃止されたり、定年退職後の再雇用もこれから増えてくると予想されます。社会経験を積んだ高齢者ならではの立場で指導者や管理者などといった働き手が求められています。

定年後に考えること

定年退職後の心配事

生活費の心配

これから定年退職を迎える人にとって、1ヶ月どれだけあれば生活できるのか?ということはとても心配なことではないでしょうか。年金をもらえるとしても、480ヶ月(40年)加入したとして、老齢基礎年金が平成18年度の満額で792.100円です。この金額を支払ってきた人が792.100円÷12ヶ月=月額66.008円受け取れることになります。これに在職中の職種によって老齢厚生年金が上乗せされます。老夫婦2人が普通の生活をしていくために必要な生活費は月額26万円(1人13万円)とされています。しかしこれだけではとても足りませんよね。そのため、定年を迎えるまでに貯蓄をしたり、退職金でまかなったり、個人で年金の準備をすることが必要になります。定年間近というときに蓄えがない、家にいても面白くない、だから生涯現役で働くという人も多いのではないでしょうか。

健康の心配

もし怪我をしたり病気になったときの備えは充分か?万が一のとき、残された家族はどうなるのか?と心配される方もおられるでしょう。これまでは、自分が働けなくなったとき、収入がなくなった場合の備えを重視してこられた方も多いのではないでしょうか。これからは家族のために用意しておけるものが必要になってくるでしょう。また、信頼できる医師を探しておきましょう。

介護の心配

自分が動けなくなったとき、誰に診てもらえるのだろうか?介護が必要になったときの備えは充分だろうか?という心配があります。一昔前なら、息子夫婦に診てもらう、というのが当たり前のようにありましたが、現在は面倒をかけたくない、という気持ちがあります。それは、本当に頼れるのは気の許せる人・肉親でありますが、働き盛りの子供に迷惑をかけたくない、という気遣いでもあります。定年の準備をする際は、自分なら誰に、どこで、どのように介護してもらいたいか、を考えておきましょう。

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