50年ほど前にアメリカで大流行したドリームペッツの復刻版、現代版として作られたのが「モダンペッツ(modern pets)」です。モダンペッツのデザイナーである中野シロウ氏がアメリカで、ドリームペッツに出会ってたくさん集めたことがきっかけです。それが日本製だったことがわかりドリームペッツのことを調べ始め、当時実際に作成していた人を探し出して話を聞きました。製法やキャラクターたちの色使いに魅了され企画、デザインを中野シロウ氏自らが行いモダンペッツを商品かすることになったのです。そして西塚耕一氏、中原正博氏と共にplay set productsというデザインチームを立ち上げ、今のようなモダンペッツの形が出来上がっていきました。100種類までの作品を造りあげていく予定となっていて、ディズニーや手塚治虫漫画、サンリオなどとのコラボ作品も手がけています。
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犬やカンガルー、ウサギ、ペンギンなどの動物たちがポップなカラーと愛くるしい表情で作られています。2006年10月現在で、18種類のモダンペッツぬいぐるみが販売されていますが、キャラクターたちは各500体ほどしか作られていないために手にいれるのは少し難しくなっているのです。だからこそ欲しくなってしまうものですよね。生産数が少ないのは、モダンペッツひとつひとつをドリームペッツ同様に手作りしているからなのです。今は、ドリームペッツを作っていた人の子供さんが手作りしているのですが、ベッチン生地は縫い直しということが出来ないために職人さんの技が必要になります。その上、縫い終わってからおがくずを詰める作業をしなければならないのですが、その加減が非常に難しいのです。
モダンペットフレンドの中でディズニーとコラボしたキャラクターがたくさん売られています。耳が大きく丸っこいミッキーやプーさんなどのディズニーキャラクターが中野シロウ氏によってモダンペッツキャラクターとして可愛らしい表情で誕生しました。綿入りのものとおがくず入りのものがあり、それぞれ違う表情が見られて全部集めたくなってしまうほどです。
有名な手塚治虫漫画とコラボレーションしたキャラクターたちが次々と発売されています。懐かしいキャラクターたちが新しいデザインで作られ、子供のように丸みのあるアトムや、「アッチョンブリケ」とブラックジャックが大好きなピノコなど12種類のキャラクターがいます。ペットボトル飲料のおまけとして12種類のフィギュアがありました。アトムやジャングル大帝レオに人気が高まっていましたよ。中野シロウ氏が自ら商品展開も手がけていて、これからアトムの家具なども考えられているのです。
サンリオとのコラボではキティちゃんやマイメロが可愛くきょろきょろとした瞳で、色合いも深くショップにおいてあると目を引くものばかりです。寝そべっているキティちゃんやまつげがあって目がぱっちりしているマイメロは、今までとのサンリオキャラクターとはまた一味違った商品になっています。 そのほかに、スペースインベーダーやリカちゃんなどとのコラボレーション作品もあって、どんどんplay set productsで造られたキャラクターたちの人気が高まっています。
雑貨屋さんにいくとモダンペッツ商品は必ずといって良いほどおいてあるのでは? と思うくらいの人気ですよね。ドリームペッツのようなおがくずの詰められたぬいぐるみは手に入らなくてもマグカップや手帳などたくさんの商品が並べられています。絵本もあるので本屋さんで見つけることも出来ますし、インターネットで売られている商品の中にはお店ではあまり見かけないものも揃っています。中野シロウ氏は「モダンペッツを映像化したい」と言っているので、早く観てみたい気がしますよね。
モダンペッツの基となったDream Pets(ドリームペッツ)は1957年にアメリカのR.Dakin&Co.,が日本から輸入販売したぬいぐるみでした。ベッチン生地におがくずを詰めたもので、すべて日本での手作りで作られていました。その当時にしては、カラーもキャラクター設定もとても細かく決められていて、木で作られたおもちゃのおがくずやハギレを使って作り始められたものなのです。Care BearsやStrawberry Shortcakeなどのキャラクター達のようにアメリカで大人気となり、1970年代後半には2000種類ものドリームペッツがあって、コレクターが多く存在していたほどでした。海外向けに日本で作られていた商品なので日本で見かけることはなかったでしょう。でも、2004年にドリームペッツは復刻版として、キリンやピンクのプードル24種類のキャラクターたちが発売されました。
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